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白髪染めは種類によって仕上がりが大きく違う!それぞれの特徴を紹介

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白髪の悩みを解消する方法のひとつに、家庭での白髪染めがあります。

美容室で白髪を染めるよりもお安く済むため、お店にはたくさんの商品が並んでいます。
初めて白髪染めをしてみようかなとお考えの方にはどれを選べばよいのかいちばん困るポイントだと思います。

そこで、白髪染めにはどのような種類があり、仕上がりの違いなどの特徴を確認してみましょう。

 

白髪染め(ヘアカラーリング)の種類

白髪染めは大きく2種類に分かれます。
染毛剤や染毛料という似たような名前ですが、商品の性質は大きく違いますのでよく確認して選ぶことが大事です。

  • 医薬部外品(染毛剤・脱色剤)
  • 化粧品(染毛料)

医薬部外品の商品には必ず「医薬部外品である」と記載があります。
化粧品には特に記載はありません。染毛剤との区別のために「染毛剤ではありません」と書かれている商品は見かけます。

医薬部外品の脱色剤については今回のテーマの白髪染めとは用途が違いますので省略します。

染毛剤(医薬部外品)の特徴

染毛剤のなかでも酸化染毛剤と名乗る商品が世界的にも広く流通している白髪染めとなります。お店では2種類の薬剤とコーム(薬剤をのせる平たいくし)がセットになった箱で売られている商品が多いです。

1度だけの染める作業で白髪が全くわからないぐらいに仕上がります。
持続力は抜群で、シャンプーをしようが汗をかこうが色が落ちることはありません。

それでもほんの少しずつは色が落ちることと、髪が伸びてくると染めた前後で境目の色違いが目立ってきますので1~2か月に1回は染めることになります。

これだけ強力に染め上げることが出来るのは、薬品で髪の毛の表面をこじ開け、本来の髪の色を薄くして新たに着色を行うといった荒技を使い染め上げるためです。

したがって地肌や髪の毛にはあまりよろしくない成分が含まれていて、髪の傷みと肌荒れやかぶれ、アレルギー反応を引き起こす原因となりますので、説明書に従って慎重に使用する必要があります。
万が一、このタイプの商品を使用後にアレルギー反応が出てしまうと、健康に害を及ぼす可能性が高いのでもう2度と使うことは出来ません。

染毛料(化粧品)の特徴

カラートリートメントやカラーリンスの名前で販売されている商品です。
お店ではチューブ型の商品で売られていることが多いです。

染毛と比較すると1回の染める作業では仕上がりが弱く白髪が残ってしまうことがほとんどです。持続力は1週間染めなければ色落ちがかなり目立ちます。
染まりにくい髪質だと毎日染めなければ色が持続しませんので面倒です。

染毛は髪の表面層に回数を重ねて徐々に色を染み込ませる方法で、髪の毛をこじ開ける染毛のようなことはしません。
髪の傷みや肌荒れ等はほとんどありません。(体質により全く無い訳ではありません)

 

以上の理由から、選び方は次のようになります。

  • 多少の髪の毛や肌荒れは仕方がないが、とにかくしっかりと染めたい。何度も染める作業をするのは面倒だ。とお考えの方は染毛剤を選ぶ。
  • いやいや、髪の毛が傷むなど絶対に嫌だ。アレルギーで肌が弱い。それが避けられるなら週に何度も染めるのは仕方がない。とお考えの方は染毛料を選ぶ。

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