アーモンド飲料は2016年2月発売の「アーモンドファーム」参入で、自称アーモンドファンである私の商品選択の幅がひろがったことは喜ばしい限りです。
アーモンド飲料の200mlパック市場で代表的な、「アーモンドブリーズ」「アーモンド効果」「アーモンドファーム」3種の違いを徹底比較してみましょう。
パッケージの見た目は
どちらの商品もアーモンドミルクをグラスに注ぎ、アーモンドの実をちりばめたようなよく似たデザインです。
従来の豆乳パッケージデザインから一新したアーモンドファームです。
他と一線を画すのは、アーモンドミルクにもかかわらず豆乳がブレンドされているところです。
アーモンド効果です。発売元のグリコは、昭和30年にアーモンドグリコを発売したアーモンド商品開発の老舗です。
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2013年発売開始の最古参であるアーモンドブリーズです。
アメリカの会社ブルーダイヤモンドが発売しており、日本では豆乳と味噌メーカーであるマルサンアイと提携しています。
アーモンド飲料栄養成分の違いは
購入したアーモンド飲料のパッケージに記載の栄養成分をまとめました。
1パック200mlあたり含まれている量です。
アーモンドファーム | アーモンド効果 | アーモンドブリーズ | ||||||
オリジナル | コーヒー | オリジナル | コーヒー | チョコレート | オリジナル | コーヒー | チョコレート | |
カロリーkcal | 118 | 122 | 73 | 66 | 98 | 48 | 81 | 93 |
たんぱく質g | 1.8 | 2.0 | 1.0 | 1.1 | 1.5 | 1.2 | 1.4 | 1.4 |
脂質g | 3.6 | 3.8 | 3.1 | 3.0 | 3.7 | 2.2 | 1.8 | 2.4 |
糖質g | 17.8 | 17.8 | 9.9 | 8.4 | 14.5 | 5.6 | 14.6 | 16.0 |
食物繊維g | 3.6 | 4.2 | 4.0 | 3.2 | 3.4 | 0.6 | 0.6 | 0.8 |
ナトリウムmg | 94 | 93 | 155 | 133 | 125 | 132 | 80 | 91 |
カルシウムmg | 15 | 16 | ー | ー | ー | 147 | 155 | 154 |
マグネシウムmg | 16 | 18 | ー | ー | ー | 12 | 17 | 19 |
ビタミンE mg | 5.8 | 5.6 | 10.0 | 10.0 | 10.0 | 9.8 | 8.6 | 9.0 |
コレステロールmg | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
低カロリータイプ他の商品
アーモンドファーム | アーモンド効果 | アーモンドブリーズ | ||||
バナナ | カロリーLight | 大麦 | 砂糖不使用 | バナナ | 紅茶 | |
カロリーkcal | 128 | 40 | 41 | 28 | 74 | 77 |
たんぱく質g | 1.8 | 0.9 | 1.0 | 1.2 | 1.2 | 1.2 |
脂質g | 3.8 | 3.0 | 2.9 | 2.0 | 2.0 | 2.2 |
糖質g | 19.8 | 2.1 | 2.1 | 1.0 | 12.6 | 12.8 |
食物繊維g | 4.0 | 5.5 | 2.0 | 0.6 | 0.6 | 0.8 |
ナトリウムmg | 89 | 144 | 146 | 148 | 104 | 77 |
カルシウムmg | 16 | ー | ー | 149 | 145 | 153 |
マグネシウムmg | 16 | ー | ー | 12 | 14 | 15 |
ビタミンE mg | 5.6 | 10.0 | 10.0 | 9.8 | 9.0 | 9.2 |
コレステロールmg | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ショ糖 g | ー | 0.2 | 0.2 | 0.2 | ー | ー |
※アーモンド効果の説明によるとショ糖はアーモンド由来のものとのことです。
この表から気付くことは、
アーモンドファームはカロリーと糖質が高めです。
アーモンドブリーズはいちばん低カロリーです。
しかし食物繊維の少なさが気になります。アーモンドは食物繊維が豊富なはずなのですが。
アーモンド効果は、抗酸化作用により体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあるビタミンEが多く含まれています。
ただし、公式HPに記載されていますが、アーモンド由来成分は1.5mgで食品添加物由来の8.5mgが含まれています。
アーモンドファームの栄養成分表示
アーモンド効果の栄養成分表示
アーモンドブリーズの栄養成分表示
左からオリジナル・コーヒー・チョコレートです。
記事⇒アーモンドの知られざる効果 美容に欠かせない栄養価がたっぷり
アーモンドミルクを飲み比べた結果
新規参入の「アーモンドファーム」を初めて飲んでみました。
これが何とも甘いです。甘ったるいです。
やはり糖質の多さが影響しています。健康飲料と甘さは相反するものだと思うのですが。
豆乳だから甘いのか、私は豆乳は飲みませんので、豆乳飲みの妻にも飲んでもらいましたが感想は、やはり甘いでした。豆乳もこんなに甘くは無いとのことです。
プレスにも記載のようにターゲットは子供のおやつ向けなのでしょうか?
「アーモンドブリーズ」は反対になんとも薄味です。あっさりしているとも言えます。
私の感想は残念な味でした。
「アーモンド効果」は、この2種類の真ん中に位置するほんのりとした甘みでバランスの良い味です。
飲んだ後味がアーモンドの風味が鼻から抜けていくような感じがします。
私は「アーモンド効果」がいちばんおいしく感じました。
アーモンド効果とアーモンドブリーズの飲み比べ企画はこちらで以前に行っております。
記事⇒加齢臭防止にはまず体質改善から。飲むアーモンドで抗酸化!
アーモンドミルクランキングの結果
1位 アーモンド効果
2位 アーモンドブリーズ
3位 アーモンドファーム
関連記事アーモンド飲料の新製品「アーモンドファーム」はなんとあのメーカーから発売
カロリー重視であれば、アーモンドブリーズオリジナルなのですが、あっさりとしすぎており、ブラックコーヒーが苦手なおこちゃまの私は、ほんの少しだけ甘いアーモンド効果が飲みやすくて1位としました。
アーモンドファームは最下位としましたが、新製品が増えて相乗効果により売り場が大きくなりアーモンド飲料全体が今以上に人気となってくれることを期待しています。
我が家ではアーモンド効果は大量に常備しています。
常温保存が出来て賞味期限は3ヶ月先ですので、通販でいっぱい買っても大丈夫です。
こちらは、美肌になるアーモンドミルクを使用したレシピ集です。
栄養のポイントや手軽に作れるシンプルなメニュー満載なオススメ本です。
目次⇒低カロリーでコレステロールゼロ 注目のアーモンド系飲料