最近テレビでも取り上げられる事の多い「もち麦」は糖質吸収を抑える効果があるとされています。
もち麦には体にどのような良い効果があり、どうやって手に入れることができるのでしょうか。
もち麦とは
もち麦は、大麦の一種で日本では古く奈良時代には栽培されていたと伝えられています。
麦飯は健康に良いとの情報で注目されていますが、昔の日本では昭和30年から40年頃までは普通に麦飯を食べていたのです。
なぜこんなに健康に良い穀物を日本人は食べなくなったのでしょうか。
理由は、昔の麦飯はパサパサして硬く、白米より安かったことからいわば貧乏人の食べ物のように扱われてしまったからなのです。
高齢の方には、麦飯はまずいとか変なにおいがするなどあまり良いイメージを持たれていないようです。
近年では加工技術の向上でおいしくなり栄養豊富な大麦の一種である「もち麦」に注目が集まっているのです。
もち麦が健康に良い理由は
もち麦を食べることで健康にどのような良い影響を与えるのでしょうか。
血糖値の上昇を抑える
白米ももち麦も糖質自体の量はそんなに変わらないのですが、白米は食後血糖値が急上昇することに対して、もち麦は血糖値の上昇がゆるやかになります。
高血圧の予防改善
血圧の上昇に関係するカリウムとナトリウムにうち、大麦には豊富なカリウムが含まれていることから血圧を下げる働きをします。
水溶性食物繊維(ベータグルカン)が豊富
食物繊維には、水に溶ける「水溶性繊維」と溶けにくい「不溶性繊維」と大きく2つの種類があります。
水溶性食物繊維が含まれる食品は限られており、その一つが大麦です。
不溶性食物繊維は便通改善効果があり、水溶性食物繊維は腸内乳酸菌など善玉菌のエサとなります。
コレステロールの吸収を抑える
麦に含まれる水溶性食物繊維には、コレステロールの吸収を抑える効果があります。
もち麦入り雑穀米のお勧め
私の場合、白米は味に変化がなくて毎日だと飽きるので、濃い味のおかずを好んで食べていました。
雑穀米を食べてからは、味にふくらみが出て変化を感じるようになったことや噛みごたえがあるのでよく噛んで食べるようになり、少量でも満腹感があるのでごはんを食べ過ぎないようになりました。
食べ過ぎないということはダイエット効果を期待できるかもしれません。
初めて雑穀米を炊いた日は子供が嫌がるかなとも思いましたが、意外にもおいしいと言って食べていました。
白米の頃は子供は必ずふりかけをかけていましたが、雑穀米にしてからはふりかけが不要になりました。
そんな我が家がおすすめする雑穀米は、健康に良いもち麦を含み、体に良い33種類もの雑穀をブレンドした「三十三雑穀米」です。
同じメーカーが以前に販売した雑穀米である「国産二十一雑穀米」は、発売開始から1年2ヶ月間に45万袋(2017年5月現在)も売れた人気商品となったようです。
「三十三雑穀米」は国産二十一雑穀米よりもさらに12種の雑穀を追加した新商品なのです。
驚異の3種の穀物である「押し麦・もち麦・アマランサス」や、熊本県の発芽玄米など33種類の原料すべて純国産品なので安全安心です。
もち麦をはじめとする大麦は、かつては日本でもたくさん栽培されていましたが、日本人の麦飯離れにより国産品が減少しています。
33種類すべてが国産であることは大変貴重なのです。
33種類もの雑穀はどのようなものが入っているのかこちら くまもと風土の国産三十三雑穀米 でご確認ください。